あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年12月のmado
デカルコマニーをしました。
(デカルコマニーとは、紙に絵の具を塗りつけ、それを2つ折りにしたり、別の紙やガラスなどで押し付け絵の具を転写する技法です)
この時期、クリスマスの絵や工作をしないのは、よっぽど、へそまがり? )^o^(
地元の美術館での瀧口修造展。いろんなすばらしい作品の展示があり、そのなかにデカルコマニーがありました。
美術館で斉藤祝子さんのデカルコマニーの講座を受けて、偶然編み出される色と、形の面白さ、奥深さ、すっかりとりこになりました
madoのみなさんでの、作品鑑賞会(ひとつまえの記事をご覧ください)を通じて、本物を観て、今度は自分でつくる。
これこそ、生きたレッスンでは~?!と、思ったわけです。
図録の写真より・・・
瀧口修造の作品
ほかにも、デカルコマニーで有名なエルンストや、野中ユリの作品がありました。
子どもたちが、取り組むと、どんなふうになるのでしょうか。
自分の作品で一番のお気に入りを決めて題名をつけました。
何かわからないものから、イメージをふくらませること。
ふだんは、正解を求めたり、クリアしたりすることが多いでしょ?
でも、答えがないものに自由に答えをつくる・・・
こういうことって、とっても素敵なことじゃないかなって、思います。
そうして、子どもたちは、今回もまた、予想をこえていい答えを。。。
「きたない うみ」
「ちょうちょ クィーンのパレード」
「まんまるのおはな」
「ユアム」
「こっきんぐ」
ユアム、こっきんぐ・・・って、なあに?
聞いても子どもたちは、にこにこするばかり。
なんと、言葉をつくったよう。
「アンコウ」
「カラフルなくも」
「きれいなしゃぼんだま」
「よくわかんない」・・・(笑)
みんなで、作品の鑑賞会。
手前の版画は、前回に引き続き、もっと版画したい子の作品。
版画をして満足したら今日の課題に。。。
その子、その子が、その日やりたいことをできるかぎるやれるようにとも、考えています