昨年に引き続き、版画でクリスマスカード、又は、年賀状を作りました。
学校では4年生から使う彫刻刀をなんと幼稚園や、小1から、チャレンジ。
私は大人の都合で教え込むような早期教育は、疑問に思いますが、
それとは別の次元で
子どもたちが心からやりた~~いと願い、
子どもの中にほんとうは今できる力があるのなら、丁寧に見守りながら
挑戦する価値は大いにあると思います。
昨年、こどもがやりたいという気持ちがまっすぐに向かうと
大人が思う以上の能力を発揮することを実感しました
サンタさんに「ちょうこくとうをください」と書いた女の子、
そのレッスンのうちに仕上げたくって、いっしょうけんめい取り組む姿にこころから感動、
もらい泣きしちゃいましたし。
よろしかったら4回にわたるブログの記事お読みください。)^o^(
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-167.html
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-168.html
特にこの回、読んで下さい~。
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-169.html
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-170.html
今回も、彫刻刀の危険性や使い方を具体的に説明して。。。
子どもたちはいつになく、真剣。集中。
(もちろん、希望しない子もそれはそれでいいのです。
紙版画で楽しんでいただきました。)
保護者の方に意図を説明しご都合のつく方に「手出し口出しは最小限で」の約束で見守り隊を結成していただき、
自分の子とおなじように、アトリエの子みんなを、見守っていただきました。
ほんとうに、ありがたい。。。。
おかあさんの、声にならない悲鳴(笑)もありましたが、
おかげさまで
大きなけがもなく・・・
思った以上に
あっという間に上手に彫刻刀を使いこなせるようになりました
こちらも、息がとまりそう。。。。
この子は紙版画。
摺ります、摺ります!!
できた~!うれしい瞬間。
紙版画の挑戦。幼稚園の子。
1cmにも満たないちいさな数字を器用に切り抜く。
この子の器用さと根気にはびっくり。
そうしてできたのは
これは別の子の紙版。
さて、ゴム版、木版の作品
今回、東北の被災された子どもたちにカードを手渡しされてる方からお誘いを受けて、
madoもささやかにこの版画のカードで参加させていただくことにしました。
今日の、クリスマスイブ・・・。
まだ、行方不明のままのご家族の方・・・
仮設住宅で不自由なくらしの方・・・
当方に暮れてしまうようなかなしみを抱えながら生きている方に
そのお子さんに、・・・
なんにもできない無力感や、もうしわけなさでいっぱいになってしまうけれども
せめて、心を寄せていたいと思う。
madoのこどもたちも心をこめて版画を摺ってくれた。
もしかしたら、年賀状をお渡しできない状況かもしれないけれど、
素朴に子どもたちの心が伝わったらいいなと思う。
何より、一日も早くこころもくらしも暖かなものになりますに。。。