障がいをもつお子さんとそのご家族20組で、カラーフィルムを使ったワークショップを開催しました。
窓越しの光を通して色の光を味わうワークなので、ともかくお天気が重要。
予報は雨・・・。
ところが、朝起きてみると、快晴!
もう、その段階でテンションあがって、うれしくって、空に向かって感謝。
障がいを持った、お子さんはアトリエmadoにも来られていて
伸びやかなタッチや、うつくしい色使いで、みんなにもいい刺激を与えてくれて、大切なメンバー。
けれどもこうして、たくさんの方々と一度・・・うまくできるのだろうかと心配でした。
普段通り、目の前のひとりひとりの子どもに向き合えばだいじょうぶ・・・
アドバイスをいただきつつも少々緊張。
行ってみて、お母さんたちの空気がやわらかい。
各所でワークショップして来たけれど、どことも違う感じ。
いろんなことする子どもたちを受け入れあってる。私もその空気にリラックス~。
初めてお会いする人たちなので、表情を撮れるほどカメラを近づけたくなかったので
空気を感じてください。。。。
透明フィルムに、カラーフィルムを切って貼ったり、マーカーやクレパスで絵を描いたり・・・。
この子は○しか、描けないんですよ。
という、おかあさん。
その子のまる・・・。
ひとつ、ひとつ、ちがったまる。
とても、味があって、とてもうつくしくって・・・。
どうして、こんなにいいまる描けるんかなあって。
マーカーの上にちがった色のマーカーを塗ってふしぎな模様を描いている子。
わ~!すてきな色だね。混ぜたんだ!というと、「じぶんでかんがえた」と、ようやく聞き取れる言葉。と、誇らしそうな笑顔。
お母さんに、抱っこされてる子。
お母さんがぐるぐる、きいろを塗る。
「きいろ、きれいだね!」というと
その子と視線は合わなかったけれど、かわいいソックスを履いた足がぴんぴんした。
思わず、その足に握手!
言葉がなくっても、気持ちが通うのを感じられてすごくうれしかった。
あかちゃんも・・・
窓に飾る。
集合写真。
このワークショップに参加して下さった方たちに、「楽しい」以上に何か私は、残せたのだろうか・・・
障がいを持つ子を育てるお母さんたちのやさしい笑顔の向こうにいろんな思いがあるだろう。
私はこの子たちがその子らしくいられる場所にいてほしい。
例えば、こんなところもありますよ・・と
表現活動を仕事にしている障害者の施設、工房集http://kobo-syu.com/(←クリック)をみなさんに紹介した。
ここは何度かお邪魔して、その作品展が昨年都美術館で開かれてすばらしかったので・・・。
健常とか、障がいとか、かかわりなく、光のほうを見ていられたら。。。いいなあと思う。