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ともだちの顔は描きたくなかった日

2月の足利クラスの話

「今日は友だちの顔を描きま~す」というと、「ええ~~~!」と、ブーイング。

どうしてかしら。

人の顔、ことに、友達の顔となると、”うまく”描かないといけないと、思うのでしょうか?

「じゃあ、なにが、いいのかな?・・・何が描きたいのかな?」

「じゆう!じゆう!じゆうがいい!!」

子どもたちは口々に、じゆう!を、叫ぶので

「では、自由です。」というと・・・

「やった~!」

「じゆう、じゆう!」大喜び。

なぜか、初めから「自由です。」というより、のりのり。

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なんで、おじぞうさんなの~?

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氷河を描く子。宇宙を描く子。

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自分の靴を脱いで、描きはじめた子。

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”うまく”描こうとしなくていい、と思っているけれど

小学2年生で下描きもなくこの絵を仕上げる力には文句なしに拍手を送りたい。

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上の風景画に続き、2枚目。時間がぎりぎりになっても、まだ描きたい。

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カレンダー。隣の子に「日にちが多いよ」と言われて、険悪になりそうだったので、「未来の・・・かな・・?」

と、声をかけると、「そう!未来のカレンダーだよ!」

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部屋から見えた、変哲もない景色がYくんの手にかかると

こんなに、美しくなるとは・・・。

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宇宙・・・かわいいな~。

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ちょきちょき・・・。

なんと、組み合わせてずっと、使えるカレンダーを、造っていたのでした。

それにしても、とつぜん、自由にと、言われて、よくこんなに描けるなあ~。

いいなあ~!!

この日も、あ~!よかった。しあわせな時間でした。