こひつじ子ども会さんによる、夏の絵画講座 「夏jyuku」
7月31日、8月1日の2日間の開催。
今年で3年目を迎えました。
おかげさまで、回を重ねるたびに人数が増えて、今年は30人。キャンセル待ちもでました。
2010年の夏jyuku
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-60.html
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-61.html
2011年の夏jyuku
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-115.html
ことしも、テーマは「色」
一日目は、アトリエmadoの定番の、色彩構成。
クレパスで格子状に線を描いて、色を塗る。
・・・・ルールは、
自分の色をつくる。
お隣にどんな色がきたら、きれいか考える。
画用紙全体がきれいになるように、考える。
単純な作業のようだけれど、今までにない色が自分の手でつくられ、組み合わせてみると美しく、
けっこう楽しい
「あ、その色いいね!」「そこで、暗い色を持ってくるの?! やるね~!」
どんどん子どもたちの顔が、輝いてくるのがわかる。
では、一部のお子さんの作品勢ぞろい。。。。
色彩構成が終わった子は、自由に・・・。ごく一部しか写真に撮れなかったけれど、これまたのびのびうつくしかった。
さて、二日目は、花を描く。
芦屋のフローリストamicaから届けてもらった、4色のグラデーションの花束。
やっぱり、ほんものの自然の色はすばらしいな。。。。
わくわくしてくる気持ちは、
子どもたちもいっしょ。
いちばん気に入った花を見つけてね。
それから、その花のいちばん、いいところを探して描いてね・・・。
もう、描いていいの?はやる気持ち。
きのうはじめは遠慮がちだった子も、どんどん絵の具を取りに行って描き始めた
子どもの絵の中の「素敵」「きれい」をみつけて心からの感動を、言葉でつたえる。
こんなシンプルなことで、子どもと心が通う瞬間がある。
すごく、いい顔をする子ども。
子どもたちとの、こんな瞬間に幸せを感じる。
そうして、できた作品の一部。
終わって、「今日はたのしかった・・・ありがと、ございました」と小さな声で挨拶に来てくれた子。
「こちらこそ、楽しかったよ。ありがとうございました~」と、私。
毎日、子どもたちと過ごしている、子ども会の担当のSさんは
「あの子、とても静かな子なんですよ。自分から言いに来るなんて信じられない」
とか、Aくんのあの笑顔を見たのが、今日の収穫だわ~とか・・・・、
三木さんと絵を描くことによって、子どもたちは、自分を解放して、また自分にOKを出してるのねと
普段見せない子どもたちの表情を喜んで下さった。