幼稚園クラスの2人の女の子が、他の制作をしつつ、
半年かけて取り組んできたポストができました。
板をノコギリで切り、
一枚ずつ色をつけて。
カナヅチ、釘も使って。
木工の先生、泉さんは
何を作りたいですか?
と、まず子どもたちにたずねる。
「ポストを作りたい!」
子どものやりたい!というイメージに沿うように見本を示して下さり、
そっと支えてくださる。
苦労重ねてようやく、箱の形ができてきたとき、
子どもたちはお手紙いれるところがあってね、
パカっとこう開くように。
小さな手を動かした。
明確に立体のイメージがあることに驚き、
泉さんは廃材から板厚に合わせた蝶番とネジを用意して下さった。
泉さんもお母さんたちも、どうしても難しいところ以外は
子どもたちが自分で作った、と思えるように最小限の手助け。
代わりばんこにキリで穴を開けて、
カナヅチで釘を打ち
ようやくできあがったときの嬉しさ!
自信!
子どもの創作に関わるとき
大人の都合や価値観を押し付けてないだろうか?
失敗するチャンスを奪ってないだろうか?
いつも心に留めておかねばと思う
中も裏も全てに美しい色があふれてる。
次のレッスン時にとても早くきた子。
おばあちゃんと一緒に、たくさん入ってるお手紙を読んでます。