アトリエmadoの、課外授業。。。
いつものmadoと違った場所や、
私じゃできないこと、講師をお招きして
いつもと違った角度から制作すること、楽しくって、世界が広がること。。。
子どもたちともっと、いろんなすてきなことを味わえたらいいな・・・わくわく・・・と、たくらみました
以前このブログで紹介した美しい木工細工をされる、岩月先生をお招きしました。
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昨年の暮れに木版画を通じて、はじめて彫刻刀を使った子どもたち・・・
http://atoriemado.blog72.fc2.com/blog-entry-169.html
その記事を読んだロケットの開発をしている友人が
最近の作業員の質の低下が、問題になっていてそれというのは、小さい時に十分に手先を使ってこなかったせいだ。
アトリエmadoの、取り組みは日本を背負って立つ子どものために、とてもよいことだと褒めてくれたのです。
学校で4年生から使う彫刻刀を1年生から使うのはとても、勇気がいりますが、
子どもたちの、真剣な表情・・・、そして、どんどん慣れて上手になっていく様をみていると、
子どもの、がんばる機会を「あぶないから」の一言で、奪ってはいけないと思いました。
さて、この日は小学1年から高校3年の子ども20人と保護者の方定員いっぱい。
大賑わい。
先生の作品や、工芸品など木の良さ、美しさを説明していよいよ・・・。
マイ作業台をそれぞれ作って、それから、北海道産のカツラの無垢の木を削ってコースタを作ります
このカツラの板、彫る前から、すでにうつくしくて、手に取るとしあわせな気持ちになります。
作業台づくり。。。
初めて、金づちを持つ子どもたち。
ばんばんばんばん、
とにかく、打ちまくる。
かなづちに、まっすぐな面と丸い面があるなんて、知らなかった。
先生が最後に、バンと、丸いほうで釘を打つと、すべすべになる。
みんな、そこを驚きながら、指先で確認。
次は、コースターづくり。
出来上がった、作業台にコースターの板を置いて、彫る。
指には指サック。
「これは、防弾チョッキと同じ素材でできてます」
「おおおお・・・」
先生が、いろんな彫刻刀でいろんな彫りかたを、実演して下さる。
ひやあ~。
声にならないお母さんの、悲鳴(笑)
「ああ~、いやな汗が出ますう」
温かく見守って下さる理解ある保護者の方のおかげで、できるのです。。。
12回ずらすと初めて開けることができる細工箱。
これも、職人さんが一つ一つ、削って作るそう。
ああ、ちっとも作品撮ってなかった反省。
最後は、みんなの作品を並べて、先生の講評。
「動物と、人間の違うところは、道具をつくるということです。
もっとみんなも、手を動かして物を作る楽しさを味わいましょう」と締めくくられた。
子どもたちのために、最高の道具と素材を用意して下さり、細やかに指導して下さった先生、ほんとうに感謝です。
いつもは留守番の次男がこの日参加した。
帰宅したと同時に続きを始めた。
なんと、中3長男も加わって、彫り続ける・・・
そうしたら、ほかのお宅からも、帰ってからも彫ってますと、兄弟そろって彫ってる写メが送られてきた。
あああ~!
うれしいなあ~!
モノをつくる楽しさを実感してもらえたんだと思うと
ほんとに、本当にうれしかった。
次も、たくらみますよ~!
アトリエmado、参加ご希望の方は、yoimado☆gmail.com (☆を@に変えて送って下さいね)まで、ご連絡くださいますようお願いいたします