アトリエmado

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工房 集、と、STOCKISTS

先日、工房集に行きました

子供向けの、ワークショップでお世話になった中津川さんがアートディレクターをされていて、

知的、精神的障碍者の施設でアトリエと作業所と、ギャラリーが併設されている

るんびにい美術館展とunico作品展をみるために、初めて入った。

こんにちは~と元気にあいさつして、入ったものの、

はずかしいことだけれど、知的障害の方と接したことのない私は、どうしたらいいのか、ちょっと、戸惑ってしまった。

ギャラリーにはいると

一瞬にして引き込まれてしまった。

うつくしい。

言葉にできない迫力。

写真_1~1

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ずいぶん、昔のことだけど、

世田谷美術館で「アウトサイダーアート展」を観た

そのときは、

あまりの衝撃にへとへとになるほどで、いわゆる、健常(?)な自分がとてもつまらなく感じた

今回は、世田谷美術館で感じた”念”のようなものでなく

もっと、明るい力・・・

私の胸の深いところが揺さぶられる。

作品に込められた「魂の含有量」が、濃いのかな。。。

制作しているところを、見せていただいた

工房集3

この絵が、なんてことない色鉛筆で描かれてることに、おどろく。

写真撮っていいですか?と聞くと、恥ずかしそうににうなづいてくれた。

カメラのモニターを見せると、笑顔。

工房集1

別の人。

描きかけの、この人にも、撮っていい?と聞くと

もっと、見る?と、聞かれて・・・・

「見たい、見たい!」

何と、引き出しに宝の山

工房集2

ともかく、圧倒された。

障碍者の作品だから、ではなく、純粋に作品がすばらしい

アトリエには、織機もあり、布が一段一段,織られていた

ざっくり、なんとも、いい色。

ポストカードの売り上げを震災の募金にするそう。005_20110910235348.jpg

もっと、もっと、作品がみたいと思ったら

ラッキーなことに

作業所まで、作品を飾る展覧会をされるそう。

9/23~ 9/26

アンデパンダント展

帰り際、さっきの女の子がお見送りに来てくれた。

ほんの、すこ~しだけ、心を通わせることができたのかな?

今日は多くの作家さんに会えた。

その後、ギフトショーをさらっと見た後

友達(mother toolさん)が出店している、ストッキストにいった

自由学園の校舎、明日館を会場として・・・

ロイド設計の建物もさることながら

集まってきてる、「ものたち、人たち」がすばらしい。

美しい、楽しい、快適・・・

そんな暮らしのために、人の心や、手がつくりだした「もの」の数々。

きっと、大量には作りえないだろう・・・・

だからこそ、大切に大切に、じっくり付き合う

技や、アイデアや、センスに、感服しつつ、商品をはさんで

作り手さんとおしゃべりもまた、楽しい

何か、ものを生み出すこと・・・

この日はパワーをもらえた日だった。

ありがたい。ありがとうございます。