先日、工房集に行きました
子供向けの、ワークショップでお世話になった中津川さんがアートディレクターをされていて、
知的、精神的障碍者の施設でアトリエと作業所と、ギャラリーが併設されている
るんびにい美術館展とunico作品展をみるために、初めて入った。
こんにちは~と元気にあいさつして、入ったものの、
はずかしいことだけれど、知的障害の方と接したことのない私は、どうしたらいいのか、ちょっと、戸惑ってしまった。
ギャラリーにはいると
一瞬にして引き込まれてしまった。
うつくしい。
言葉にできない迫力。
ずいぶん、昔のことだけど、
そのときは、
あまりの衝撃にへとへとになるほどで、いわゆる、健常(?)な自分がとてもつまらなく感じた
今回は、世田谷美術館で感じた”念”のようなものでなく
もっと、明るい力・・・
私の胸の深いところが揺さぶられる。
作品に込められた「魂の含有量」が、濃いのかな。。。
制作しているところを、見せていただいた
この絵が、なんてことない色鉛筆で描かれてることに、おどろく。
写真撮っていいですか?と聞くと、恥ずかしそうににうなづいてくれた。
カメラのモニターを見せると、笑顔。
別の人。
描きかけの、この人にも、撮っていい?と聞くと
もっと、見る?と、聞かれて・・・・
「見たい、見たい!」
何と、引き出しに宝の山
ともかく、圧倒された。
障碍者の作品だから、ではなく、純粋に作品がすばらしい
アトリエには、織機もあり、布が一段一段,織られていた
ざっくり、なんとも、いい色。
もっと、もっと、作品がみたいと思ったら
ラッキーなことに
作業所まで、作品を飾る展覧会をされるそう。
9/23~ 9/26
アンデパンダント展
帰り際、さっきの女の子がお見送りに来てくれた。
ほんの、すこ~しだけ、心を通わせることができたのかな?
今日は多くの作家さんに会えた。
その後、ギフトショーをさらっと見た後
友達(mother toolさん)が出店している、ストッキストにいった
自由学園の校舎、明日館を会場として・・・
ロイド設計の建物もさることながら
集まってきてる、「ものたち、人たち」がすばらしい。
美しい、楽しい、快適・・・
そんな暮らしのために、人の心や、手がつくりだした「もの」の数々。
きっと、大量には作りえないだろう・・・・
だからこそ、大切に大切に、じっくり付き合う
技や、アイデアや、センスに、感服しつつ、商品をはさんで
作り手さんとおしゃべりもまた、楽しい
何か、ものを生み出すこと・・・
この日はパワーをもらえた日だった。
ありがたい。ありがとうございます。