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ミツバチの羽音と地球の回転

今日、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」(クリック!)

を観た。

瀬戸内海の小さな島、祝島の島民の暮らし、生活、

28年にわたる、中国電力との原発反対運動。

画面は一転して、スウェーデン

自然エネルギーで、電気や石油なしで、豊かな自然を大切にしつつ、

幸せそうに、生活している様子。

取材した人、生活に、肉薄。

とってもわかりやすく、また、考えさせられる映画だった。

原発について

私は、あまりに、不勉強で・・・

事故が起きてしまい、ばらまかれてしまった放射能の恐怖、喪失感、悲しさ、くやしさ・・・

今、生きてる人たちだけでなく、次の世代にまで、負を、背負わせて、いいわけない。

感覚的に、絶対絶対、許せないとは思っていたけど

反面、原発をなくしてしまったら、電気のない、前時代的猛烈不便な生活

工業なども衰退していって、日本どうなるの?との意見を聞いて、そうなのかな・・・?と思っていた。

しかし、この映画を観て、

建設するだけで、多様な生物が生きる自然の海

そこに暮らす人たちの暮らしを、根こそぎ壊してしまうこと。

核廃棄物の問題

一方、自然エネルギーで、幸せに豊かに暮らしているスウェーデンの様子をみて

できるか、できないかは、社会、政治の仕組みなんだと思った

あちらでは

「環境裁判所」という独立した機関があって、開発、建設などに際してすべてここを通して

次世代の幸福につながるかという、基準で決められる。

一般の人々が、何種類もある電気から、

なにから作った(風?核?など)電気を買うか、選べる

つまり、一般の人の選択が、電力会社や、政治に直結している。

びっくりした。

日本でも、頭とお金の使い方を変えたら・・・

限りあるあるいは、破壊しながら得られるエネルギーから

クリーンで、継続可能なエネルギーに替えられかもしれない。

そうなってほしい。

この映画、観られる機会があったら、ぜひ観ていただきたいです。

今回、友人たちがsokeconという団体を作ってこの映画を自主上映した

熱い思いは胸に秘め、

淡々、にこにこ、小さなことを積み重ねて実現したこの上映会。

ほぼ満席で、帰り際のアンケートにお客様たちは、びっしり書き込んで帰られた

ここから、小さな、羽音がなりはじめる。

私たちが本当のことを知り、声をあげていくこと。

私は、一日だけちょこっとお手伝いさせてもらって

終わったとき舞台裏にいたのだけれど、

映画に、彼らに、スタデイングオベーションしたいくらい、感動した。

参考に・・・

7月末の、衆議院厚生労働委員会児玉龍彦

http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo&feature=related

食品のことなど

http://www.youtube.com/watch?v=fMaqzvb2HWo&sns=e

8月26日、ドイツで放映されたTV

http://t.co/gx8CpVq

(8/29 加筆、修正しました)