お茶のお稽古。
昨年始めたばかりで、恥ずかしながら、行くたびに感動、発見・・・。
今日、”先輩”は葉蓋点前。(はぶたてまえ)
ころころ光る水滴を乗せた、芋のはっぱを、水さしの蓋にする・・。
青磁の平茶碗に映える、抹茶。
透き通る・・・、葛のおかし。
渋い床の間の壁には、リンドウの紫が印象的。
夏を楽しむ、この、美意識・・・ああ、ほんと、日本人でよかった~。
いつもほがらかで、上品なあこがれの先生
笑いながらも、私のそのときの精神状態を、怖いくらい見抜かれているよう
いろんなことが、立て込んで、
心がざらざらして、地に足がついていなかったり
もやもや、心配があったり、
お稽古でようやく、自分の気持ちに気づくことも多い。
目の前のことをひとつ、ひとつ、丁寧に心をこめて・・・・。
月に2回の、お稽古は、あるべき姿を思い出させていただける貴重な時間。
性格矯正ギプス。(なかなか、矯正されませんが・・・)
この場にいること、
この人たちといっしょにひと時をすごせること
この、ご縁に感謝。