アトリエmado

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「カイガノカイキ」 「ton paris 茂田井武展」

「カイガノカイキ」足利市立美術館にて、開催中

http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/

1Fは、”本”をテーマに45人の、作家の作品が展示されている。

2Fは、「カイガノカイキ」 7人の現代絵画作家の作品。

いつもより、ちょっと、チケット代がお安かったり、

県内初めてという、フリーパス(一度入ったら、そのチケットで何度でも入れる)

今回から、初めてワークショップが開かれたり。

1Fの作品はほとんどが手にとる事ができる・・・・。

難解と思われがちな、現代アートを身近なものにしようという

美術館の意気込みが、感じられます

難しいことは、さておき

作品の前に立ち、”感じる”ことが一番大事と、思います

7人の作家さんによる、シンポジュウムに、参加しました。

作家さんたちの生の声を聞くのは

とても、興味深かったです。

自分の世界感を表現することを、

 ある作家は世界を探検すること、世界はどうあるのか、わかろうとすることといい

 ある作家は、人間が発見する前に、数学の数式があったように

  もともと、あるはずのものを発掘する、行為といい・・・。

求めてる世界に、近づく方法として、

 *火星探査機のように、降り立ったところから、探る

  という、わかりやすい説明をしてくれる人もいれば・・・

   哲学の専門用語を使って、むむむ・・・難解の作家さんあり・・・。

 *普段見えないものが、はっきり、ビジョンとして見えるのでそれを描く。

  80%はそれで、あとは、無意識で・・・

  何者かに描かされてるような気がする。

 *素材、技法をきめて同じ法則、リズム、メソッドで描き進む

  絵を終わりにするときは、ある日、エネルギーが降りてこなくなる。

  それが、終わりにするとき

 *アドリブで描いて、行くので出来上がってしばらくして見てみると

  自分で描いたのかな?っト思う

という、ちょっと、神がかった?人たちもいる。

でも、私も、ちょっと、わかる。

ほんとに、調子がいいときは、考えるんじゃなくって、

どう筆を動かすのか、どんな色を置くのか

一歩先が見える。

仲間内では「オリテクル」と、言ってるんだけど

からだの中にリズムが貫く感じ。。。。

 *設計士、技術職のような、感じで、描いてるときより

  描いてないときが、大事

という作家さんも。

何も、聞かず、作品を観てもその迫力や、オーラ(?)みたいなものを感じたけど

話しを聞いて改めてみると、何倍も味わい深い。。。。

アトリエmado 美術鑑賞会

5月19日 4時半からアトリエmadoの、こどもたちと、その保護者で

今回の企画を担当された、学芸員さんの解説つきで鑑賞会をします

”本物”を前に、こどもたちがどんな反応をするか、とても楽しみ。

「ton paris  茂田井武展」

DSCF4027.jpg

http://www.kiryu.co.jp/ohkawamuseum/default.htm

大好きのひとことに尽きる、茂田井武

行く前から、異常にテンション高い私。

いっしょに行く友達も、ものすごく、茂田井好き。

この友達、最近であったのだけど

ちょうど、”青春”を似たように過ごしたらしく

偏った、悦びを分かち合える。

ton parisを観て、やっぱり、同じころに行ってたらしい

パリの空気を感じ合えた。

ああ、ああ、ほんとに、しあわせ。。。。