こないだの、アトリエで、A君のママに「実は・・・悩んでるんです」と、言われた
学校で、担任の先生が替わって、Aくんはペースが合わないと言われ
友達にもちょっと、いじめられているよう。。。と。
Aくんは、アトリエでは、、豊かな発想と、描写力、創造力で、みんなが,一目置いている存在。
ほんとに、すばらしい才能を持っている!!
確かに、私が製作について、説明しているときに、
私が持っていった、画集や、絵本を熱心に観て、話しそっちのけのときや
説明を聞く前からやりたいことがあって、
ものすごい勢いではじめるところがあって
私はむしろ、そんなところを好ましく思っていた。
何で、学校の先生はAくんのよさを、わかってくれないんだろう
一瞬、とても、かなしく、憤りを覚えたけれど
考えてみたら学校の先生は、40人もの、子どもを見てくれてるんだ・・・
それぞれの、個性を尊重して、
いっせいに、一定のことをみんなに、習得させるのは、どんなに大変なことか・・・。
お母さんに、「Aくんの、みかたで、いてあげてください」というのが
精一杯だった。。。
いっぽう、
飲み込みの早い子は
全員にわからせようとする授業のスピードが、遅すぎてつまらなくなるという、声も耳にする。
昔の、寺子屋。
少人数で一人一人の、能力、やる気に合った、授業や、宿題だったらしい。
今の学校も、寺子屋方式だったらいいのに。
なんて、、、。
どうにも、できない、無力な私。
Aくんママは、アトリエが癒しの場で、毎週あって、欲しいといってくれた
アトリエは、Aくんに、とっては、たった月に2回だけの場、だけど
ほんとに、自由で、すばらしい世界が広がっているアートへの入り口でありたい
そして、ここに来る子、ひとり、ひとりの、いいところはきちんと知っていたい
心、引き締まる思い。