去年の暮れのことを、今頃書いてます・・・。
さて、版画その2のつづき・・・。
小学1年をはじめとする子たちのゴム版やりたい、彫刻刀、使いたい!と、熱い気持ちに打たれて、
保護者の方に事情を説明し、可能な方に「見守り隊」をお願いしました。
子どもたちにも、彫刻刀の危険性、使い方を具体的に伝えて・・・。
前回ゴム版だったから、今日は木版画の子
なんと、すばらしい彫刻刀を貸してくださるだけでなく、みんなのものを砥いで下さる方も!
文字通り手取り、足取り見てくださったおかげで・・・
すぐに、一人でできるようになりました
年長さん・・・。学校では4年生からなんですよ~。
いやあ~。いつも、真剣な顔は見ていたと思っていたけど、今日はさらに!
彫っているときに、震度4の地震があった!
しかし、しばらく誰も手を休めなかった
佐野クラスでは・・・・
先週から木版やってた子が、いよいよ摺る
できた瞬間!!
大傑作!!
緊張の時間があっという間に過ぎ・・・今日はそろそろ。。。
続きはこの次にしま~す
急に、Aちゃんが泣き始めた。
アトリエでは、はにかみやで、どちらかというと、おとなしい印象の子
かなり、本気で泣いてる・・・。
どうしたんだろうと、思ったら最後までやりたいという・・・。
ほかの方々は雰囲気をやさしく察知して下さり、残すべきところは置いてほかを片づけてお帰り下さった。
Aちゃんおの母さんが、こっそり教えて下さるには
ものすごく版画を楽しみにしていて、サンタさんへのお手紙に「ちょうこくとうください」って書いてあったんですよ。。。
ああ、こんなに、真剣なつよい子どもの気持ち・・・。
もう、あきません。
私も、もらい泣き・・・
はずかしいのでトイレに行くふりして悟られないように・・・。
たまたま今日は、借りてる場所のこの後予約が入ってなかったので、
恐縮されるお母さんの、了承を得て、やりたいだけ、やっていいよというと
しゃくりあげながら、彫って
摺るころには涙も乾いて
この日・・・私にとって、madoにとって、とても大切なものをいただいた日と、なった。
こんなにも、強い思いを持ってこの場、この時間に来る子どもがいること。
また、過ごす子どもたちがいること。
そうして、それをさり気な~く、実に暖かく、無理のない範囲…できる人が、できるときにやるよ(ここ大事)で、見守り、支えて下さってる保護者の方々のおかげさまでできていること
ものすごく、ものすご~くありがたくて、ありがたくって・・・。
今まで以上に「アトリエmado」に力を注ぎ大切にしようと、こころに誓った。