アトリエmado

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版画 その3(小学生クラス)

去年の暮れのことを、今頃書いてます・・・。

さて、版画その2のつづき・・・。

小学1年をはじめとする子たちのゴム版やりたい、彫刻刀、使いたい!と、熱い気持ちに打たれて、

保護者の方に事情を説明し、可能な方に「見守り隊」をお願いしました。

子どもたちにも、彫刻刀の危険性、使い方を具体的に伝えて・・・。

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前回ゴム版だったから、今日は木版画の子

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なんと、すばらしい彫刻刀を貸してくださるだけでなく、みんなのものを砥いで下さる方も!

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文字通り手取り、足取り見てくださったおかげで・・・

すぐに、一人でできるようになりました

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年長さん・・・。学校では4年生からなんですよ~。

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いやあ~。いつも、真剣な顔は見ていたと思っていたけど、今日はさらに!

彫っているときに、震度4の地震があった!

しかし、しばらく誰も手を休めなかった

佐野クラスでは・・・・

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先週から木版やってた子が、いよいよ摺る

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できた瞬間!!

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大傑作!!

緊張の時間があっという間に過ぎ・・・今日はそろそろ。。。

続きはこの次にしま~す

急に、Aちゃんが泣き始めた。

アトリエでは、はにかみやで、どちらかというと、おとなしい印象の子

かなり、本気で泣いてる・・・。

どうしたんだろうと、思ったら最後までやりたいという・・・。

ほかの方々は雰囲気をやさしく察知して下さり、残すべきところは置いてほかを片づけてお帰り下さった。

Aちゃんおの母さんが、こっそり教えて下さるには

ものすごく版画を楽しみにしていて、サンタさんへのお手紙に「ちょうこくとうください」って書いてあったんですよ。。。

ああ、こんなに、真剣なつよい子どもの気持ち・・・。

もう、あきません。

私も、もらい泣き・・・

はずかしいのでトイレに行くふりして悟られないように・・・。

たまたま今日は、借りてる場所のこの後予約が入ってなかったので、

恐縮されるお母さんの、了承を得て、やりたいだけ、やっていいよというと

しゃくりあげながら、彫って

摺るころには涙も乾いて

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この日・・・私にとって、madoにとって、とても大切なものをいただいた日と、なった。

こんなにも、強い思いを持ってこの場、この時間に来る子どもがいること。

また、過ごす子どもたちがいること。

そうして、それをさり気な~く、実に暖かく、無理のない範囲…できる人が、できるときにやるよ(ここ大事)で、見守り、支えて下さってる保護者の方々のおかげさまでできていること

ものすごく、ものすご~くありがたくて、ありがたくって・・・。

今まで以上に「アトリエmado」に力を注ぎ大切にしようと、こころに誓った。