箱の中に、好きな世界をつくりだす、BOXアートをしました。
足利の幼稚園クラス。
足利小学生クラス
課題は、ひとつの箱の中に好きな世界を閉じ込めるイメージだったのですが、子どもたちは連結したり、2階だてにしたり・・・。
見ただけではよくわからないのですが、その、ストーリーを聞くと、果てしなく、世界は拡がっていくようです。
私の予想をこえて、創造性を発揮します。
サポートに来られたおとうさんが紙粘土で、何やら作ってると、小1のむすこが、「五輪塔?」「うん」
こんな、会話がさりげなく・・・渋い!かっこいい!
見えづらいですが、五輪塔乗ってます。ボールング場や、プールが付いている船。
お父さんに、五輪塔が、宇宙を表してることなど、お話ししていただき、普段知らないことを学び、子どもらは、ふ~んと、うなづいてました
まだまだ、上に、上に拡がる予定だそう。。。。上の階には可動式はしごで。。。
左の箱は花畑。右の箱から、管をとおって、何かいいものが流れてくるのだそうです。右上の小箱を開けてみたら、なんと、綿が入っていました。
うわ~!ロマンチック・・・。
これを、やんちゃな男の子が作るんだから、ほんとうにおもしろく、すばらしい。
「貝のおうち」
最後に、集まってみんなの作品をみて、順番に自分の作品の題を、言ってもらいました。
へ~。なるほど~。目の前の子がいう言葉に全神経集中してしまって・・。
ああ・・・せっかくいい題をいってくれたのに、書きとめておかなかった失敗。
恥ずかしがって、自分の題を言わなかった子の作品には、
「みんなは、この作品を見てどう感じる?題をつけてみて、」というと、
子どもたちは、口々にいっぺんに、これまた、いくつも詩的な言葉を、発する。
「星が生まれる木」「願いが叶う木」・・・宝物のような言葉を、ひとつ、ひとつ、書きとめておかなかった失敗。
子どもたちは、みずみずしい感性を持ち、
箱と、ささやかな、材料で、驚くほど自由な世界に飛び立っていけるんだと、あらためて感動しました。
型には、はめられない力。
はめたら、壊れてしまいそうな、力。
私は、どこまで、ちゃんと受け止めてあげられるのだろう。。。
後日、みんなに、題をつけてもらった子はほんとは、ちゃんとした題があるんだよと、話してくれました。
なんていう題なのと聞くと、はにかみながら、「雲の上の木」